内容へ

2022年10月5日
ポルトガル

カボベルデ・クレオール語の「マタイによる福音書」が発表される

カボベルデ・クレオール語の「マタイによる福音書」が発表される

2022年9月25日,リスボンのポルトガル支部からライブ配信された特別集会で,ポルトガルの支部委員マリオ・ピント・デ・オリベイラ兄弟が,カボベルデ・クレオール語の「聖書 ― マタイによる福音書」の電子版を発表しました。合計3812人の人たちがこの集会に出席しました。その中には,カボベルデとポルトガルの王国会館からプログラムを視聴した人たちも含まれます。

カボベルデ・クレオール語は,ポルトガル語系のクレオール言語で,カボベルデに住む大半の人たちの母語です。ポルトガル支部がカボベルデでの伝道活動を監督しています。

カボベルデのサンティアゴ島のプライアにあるカボベルデ・クレオール語の遠隔翻訳事務所

今回発表されたマタイの福音書について,1人の翻訳者はこう述べています。「これまでもカボベルデ・クレオール語に翻訳された聖書は何冊かありましたが,手に入れるのが大変でした。この聖書を受け取る多くの人は,初めて母語で聖書を読むことになると思います」。

別の翻訳者はこう言っています。「この聖書は読みやすくて内容がよく分かり,日常の言葉が使われています。エホバからの素晴らしいプレゼントです。伝道でとても役立つと思います。言葉の説明に時間をかける必要はなくなり,人々の心を動かすことにもっと集中できます」。

公平な神エホバは,神について知りたいと願っている全ての人が聖書を読めるようにしています。カボベルデ・クレオール語の「マタイによる福音書」が発表されたことは,確かにそのことを示しています。(使徒 10:34,35